ながはま0次予防コホート事業は、市民1万人を目標に参加者を募る計画をしていますが、事業の安全かつ適正な推進を図るためには、事前に試料等の収集から運搬、結果分析、保存までの情報の流れの確認と検査精度の正確性の検証等を行う必要がありました。
 そこで、2007年度は、市民300人を対象に2008年度以降の本格実施を想定してのパイロット事業を実施しました。
 これにより、事業の実施・運用面での調整・検討事項や事業のルール化に向けた検討事項が明らかとなりました。今後は、これらの調整・検討事項の解決に取り組むとともに、2008年度から始まる国の制度変更に対応した新たなモデルの確立を目指します。 

実施事業

ながはま0次予防コホート事業(0次健診)

対象者

  • 長浜市内に住所を有する30歳以上のおおむね健康な人

実施期間

  • 2007年9月13日から2007年10月20日の間の8日間

0次健診の内容

  • 生活習慣病健診項目+京都大学が提供する詳細な検査項目
生活習慣病健診項目

 問診、身長、体重、胸囲、BMI、血圧、理学的検査、総コレステロール値、HDLコレステロール値、中性脂肪、GOT、GPT、r-GTP、血糖検査、ヘモグロビンA1c、尿検査(糖、蛋白、潜血、ウロビリノーゲン)、貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)、クレアチニン
<選択項目:眼底検査、心電図、肝炎検査、65歳以上の生活機能評価>

京都大学が提供する詳細な検査項目

 大動脈波速度測定、内臓脂肪測定、呼吸機能測定、胸部X線写真(直接撮影)、歯科検診、生活習慣等に関する調査

事前説明会

 長浜市と京都大学大学院医学研究科による事業及び健診の事前説明会であり、2007年7月18日から2007年8月10日の間の5日間開催

結果説明会

 長浜市と京都大学大学院医学研究科による健診結果の集団説明会であり、2007年11月12日から2007年12月6日の間の8日間開催

実施結果

  • 0次健診受診者数【273人/300人】
  • 0次健診事前説明会【301人/300人】
  • 0次健診結果説明会【172人/273人】

個人情報保護と倫理面の配慮

 事業に携わるすべての者が遵守すべき事項及び基本的な仕組み(手続き)等を定めた「ながはまルール」の策定前であるため、国の指針である「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」に従って京都大学医の倫理委員会の審査を経て、さらに、長浜市個人情報保護条例に従って個人情報保護審査会の審査を経て、事業に着手しました。